こんにちは、Yohです。
これまでにSuiのDeFiを楽しむ方法をいくつか解説してきました。
- 【初心者向け】ScallopレンディングでSUIを増やす方法
- 【Sui最大のDEX】CetusでSUIをスワップする方法
- 【初心者向け】Cetus VaultsでSUIを増やす方法
- 【haSUI・afSUI・vSUI】効率的なSUIのステーキング方法
一方、取引所に資産を置いておくのとは異なり、オンチェーンの世界にはリスクも多くあります。
もしウォレットに入れていた資産を失っても、それを保証・補填してくれる人はいません。
リスクを下げる良い方法はないの?
その方法の1つが、複数のウォレットで資産管理すること。
今回は、その際に必要となる操作「ウォレット間の送金」について解説します。
- 複数のウォレットでSUIを管理すべき理由
- ウォレットからウォレットへSUIを送金する方法
SUIの送金は簡単かつスピーディーにできるので、この機会に確認しておきましょう。
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SUIを複数のウォレットで管理しよう
複数のウォレットでリスクヘッジ
オンチェーン上でSUIを管理する場合、次のようなリスクがあります。
- ウォレットやDeFiプロトコルのハッキングで資産喪失
- ウォレットアプリの不具合で資産ロック
- デバイスをなくして資産喪失
こうやって考えてみると油断できない…
だからこそ、複数のウォレットに資産を分散させて管理しておくことが重要。
「卵は1つのカゴに盛るな」という金言はここでも当てはまります。
SUIの分散管理レベル
SUI(あるいはSUI関連銘柄)を分散管理するにあたっては、安全度順に次の3つのレベルがあります。
自分にあったレベルで管理するとよいでしょう。
レベル1:ウォレットを複数作る
最も簡単なのは、ウォレットアプリ上でウォレットを複数作り、それらにSUI(あるいはSUI関連銘柄)を分散しておくことです。
こうすれば、一つのウォレットでハッキング被害にあっても、資産が全滅することはありません。
レベル2:複数のウォレットアプリを使う
ウォレットを複数作る際、複数のウォレットアプリを使ってみましょう。
こうすることで、一方のウォレットアプリで不具合がある時でも、もう一方のウォレットアプリでSUI(あるいはSUI関連銘柄)を運用できます。
オススメはSui WalletとSurf Walletです。
ウォレットアプリによっては、zkLogin機能のせいで予期せぬ挙動をしてしまうことがあるようです。
もしzkLoginに不安がある場合は、シードフレーズタイプのウォレットも一緒に作っておくとよいでしょう。
レベル3:複数のデバイスでウォレットを作る
もし可能であれば、複数のデバイスでウォレットを作っておくのがベストです。
こうすることで、一方のデバイスにトラブルがあっても、もう一方のデバイスでSUI(あるいはSUI関連銘柄)を運用できます。
Sui WalletであればPCとスマホの両方でzkLoginに対応しているのでオススメです。
SUIをウォレットに振り分ける時のポイント
複数のウォレットが作れたら、SUI(あるいはSUI関連銘柄)を振り分けます。
一例ですが、次の手順を踏めば、安全かつガス代(手数料)を抑えて分散可能です。
- OKCoinJapanからメインウォレットへテスト送金
- OKCoinJapanからメインウォレットへ必要量のSUIを送金
- メインウォレットからサブウォレットへテスト送金
- メインウォレットからサブウォレットへ必要量のSUIを送金
多少のガス代(手数料)はかかりますが、大金をセルフゴックスしないようにするためにも、テスト送金は行っておきましょう。
ウォレット間の送金方法はこれから解説しますが、取引所であるOKCoinJapanからメインウォレットへの送金方法は以下の記事で解説しています。
SUIをウォレットからウォレットへ送る方法
ここからは、SUIをウォレット間で移動させる方法を実際の画像で解説します。
Sui Wallet → Surfの場合
Sui Walletを開いて下の方にスクロールすると、「MY COINS」という項目があり、ウォレットにある暗号資産の一覧が表示されています。
送りたい銘柄にカーソルを合わせると、「Send」という選択肢が表示されるので、これをクリック。
「SELECT COIN AMOUNT TO SEND」に送金数量を入力し、「ENTER RECIPIENT ADDRESS」に送付先アドレスをコピペします。
Surfのウォレットアドレスをコピペしたい場合は、次の手順で行います。
Surfを開いたら、「Receive」をタップ。
ウォレットアドレス(0xで始まる文字列)が表示されるので、右の
マークをタップ。これでウォレットアドレスをコピーできるので、あとはこれをGmailなどにペーストして自分宛てに送れば、PC上でコピペができます。
入力できたら「Review」をクリック。
送金内容に間違いがないことを確認して「Send Now」をクリック。
しばらくすると送金は完了です。
10秒足らずで送金が完了するので、すぐにSurfを確認してみましょう。
Surf → Sui Walletの場合
Surfを開いたら、「Send」をタップ
送金先のウォレットアドレスをコピペします。
Sui Walletのウォレットアドレスをコピペしたい場合は、以下の手順でできます。
Sui Walletを開いたら、ウォレットアドレス(0xで始まる文字列)にカーソルを合わせます。
すると、右側に
マークが出てくるのでこれをクリック。これでウォレットアドレスをコピーできるので、あとはこれをGmailなどにペーストして自分宛てに送れば、スマホ上でコピペできます。
ウォレットアドレスを入力できたら、「Set alias and save to Address Book(送金先の登録)」にチェックを入れます。
チェックを入れたら、登録する送金先の名前をつけてください。
名前は自分がわかるものであれば何でもいいです。
「Continue」をタップ。
送金したい銘柄を選択します。
今回はSUIを選んでみます。
選択したら、送金数量を入力します。
入力したら下の「→」をタップ。
送金内容に間違いがないことを確認して、「Swipe to Send」をスワイプ(
マークを左から右に動かす)。しばらくすると送金が完了します。
ちゃんと送金できたか、Sui Walletを確認してみてください。
登録した送付先にまた送りたい場合は、ウォレットアドレス入力画面で「Contacts」というタブから選択することで、コピペの手間が省けます。
まとめ
- 複数のウォレットを作ってSUIを分散させておくとリスクヘッジになる。
- OKCoinJapanからメインウォレット経由で各ウォレットへ分散させると手数料削減になる。
- ウォレットアドレスの指定は必ずコピペで行う。
- 本番の前にテスト送金を心がける。
- Suiにおけるウォレット間送金はガス代が安くてスピーディー。
今回はリスクヘッジの観点から解説しましたが、他にも「特定のウォレットからSUIを入金しないと都合が悪い」といったこともあるでしょう。
そういった場面でも、ウォレット間送金が必要になるはずです。
この記事をよく読んで、いざという時にもスムーズにSUIを送金できるようになっておきましょう。
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