こんにちは、Yohです。
こちらの記事で、僕が注目するレイヤー1ブロックチェーンのSuiについて解説しました。
SuiはWeb3体験を手軽に楽しめるようにする開発を数多く進めていますが、その1つがzkLoginという独自の最新技術。
zkLoginについて知ることで、Suiが期待できる理由もわかります。
- SuiのzkLoginとは何か
- SuiのzkLoginのしくみ
- SuiのzkLoginの将来性

zkLoginのすごさをわかりやすく解説します。
Suiのトークン(暗号資産)であるSUIを円建てで買えるのはOKCoinJapanだけ。
さらにOKCoinJapanでは現在、友達紹介キャンペーンを開催しており、以下のリンクから新規口座開設後、3万円入金するだけでビットコインがもらえます。
口座開設はもちろん無料。
SUIを買ってみたい方は、ぜひこの機会に口座開設してみてはいかがでしょうか。
SuiのzkLoginとは
zkLoginでウォレットが簡単に作成・管理できる
zkLoginとは、GoogleやAppleといったWeb2サービスのアカウントでウォレットを簡単に作成・管理できるようにするシステムのことです。
ウォレットとは、その名の通り、暗号資産(仮想通貨)やNFTといった自分の資産を入れておくための入れ物のことです。


例えば、あなたが持ってるGoogleアカウントを連携するだけでウォレットの作成ができ、ウォレットの管理やNFTの売買やDeFiといったブロックチェーン上での取引も、そのアカウントにログインすればすぐに始められます。





Googleアカウントなら私も持ってる!



Web2サービスで手軽にWeb3体験ができるシステムがzkLoginってこと。
zkLoginでこれまでのウォレットの問題を解決
この技術がすごい点は、これまでのウォレットが抱える問題を解決しているところにあります。
通常、ウォレットの作成にはパスワードに加え、シークレットフレーズ(リカバリーフレーズ)と呼ばれるもう1つのパスワード的なものを設定して管理する必要があります。


特に、シークレットフレーズはウォレットのマスターキーなので、なくしてしまったり他人に知られたら最後、ウォレットにある自分の資産がすべて消えるというリスクがあります。



Web3に慣れてる人でも普通にやらかすリスクがあるのがコワイ。
一方、SuiのzkLoginを採用しているウォレット(Suiウォレット)では、パスワードもシークレットフレーズも設定不要。
Web2サービスのアカウントさえ管理できていれば、資産がなくなるというリスクを避けられます。
SuiのzkLoginのしくみ
zkLoginで使われる最新技術 ― ゼロ知識証明
zkLoginの肝になっているのが、名前の由来であるゼロ知識証明(zero-knowledge proof)という技術。


引用:Web3のプライバシーに信頼をもたらす注目の技術「ゼロ知識証明」とは? | NTT Data
これは「個人情報や取引内容といった詳細を相手に伝えることなく、取引が正しいことを相手に証明する」技術で、これによりユーザーのプライバシーを守ることができます。



つまりどういうこと?



「自分の言っていることが正しい」ということを、それ以外の情報は伝えずに相手に信じてもらうための仕組みって感じかな。
zkLoginのしくみをザックリ解説


では、zkLoginのしくみを簡単に解説します。
わかりやすくするために実際のしくみとは説明が異なるところもありますが、雰囲気だけつかんでもらえればOKです。



完全にわからなくても大丈夫だよ。
【1. ウォレットを開いてログイン】
まず、僕たちユーザーがウォレットのアプリを開くと、Web2サービス(GoogleやAppleなど)のアカウントにログインするよう求められます。


【2. 2種類の鍵が生成】
アカウントにログインすると、そのアカウント情報から鍵A(JWTトークン)が生成され、これとは別に、1対の鍵B1, B2(公開鍵・秘密鍵)が生成されます。


【3. 鍵Aをベースに第3の鍵Cが生成】
さらに鍵A(JWTトークン)のデータとランダムなデータを組み合わせて、鍵Aとは別の鍵C(ソルト)が生成されます。


【4. 3つの鍵をゼロ知識証明サービスへ提出】
鍵A(JWTトークン)、鍵Bp(公開鍵)、鍵C(ソルト)はゼロ知識証明サービスに提出されて、証明書(ZK Proof)が発行されます。


【5. 証明書と秘密鍵を使って取引ができる】
ユーザーがウォレットを使って取引を行う時は、証明書(ZK Proof)と秘密鍵(B2)をSuiチェーンに提出。
取引をしているのが本人であることを確認した上で、Suiチェーン上で取引が処理されます。


zkLoginはゼロ知識証明を使っているので、Web2サービスのアカウント所有者とウォレットの所有者がひもづくことはありません。
また、秘密鍵は使い捨てのものなので、そのバックアップとなるシークレットフレーズの保管も要りません。
zkLoginがもたらすSuiの将来性
zkLoginが新規ユーザーの参加につながる


SuiのzkLoginを使えば、誰でも簡単にウォレットが作成できます。
必要なのは、GoogleアカウントやAppleアカウントのような誰もが持つWeb2サービスアカウントだけ。
パスワードやシークレットフレーズもないので、管理も簡単。
zkLoginは普及のための下地ができており、Web2レベルの手軽さをそのまま実現しているので、Suiチェーンに参加してみようと考える人は今後ますます増えると考えられます。
zkLoginによってSuiの信頼度は高まる


ゼロ知識証明をベースとしたzkLoginは、取引における手軽さとプライバシー・セキュリティを両立させる技術です。
Web3は未だにハッキングや情報流出のリスクが多い世界ですが、こうしたリスクを抑えられるzkLoginはSuiの信頼度を高め、個人だけでなく企業・プロジェクトの参入も促してくれるでしょう。
まとめ
- SuiのzkLoginでウォレットの作成・管理が簡単に
- SuiのzkLoginでは「ゼロ知識証明」の技術を使ってプライバシーとセキュリティを両立
- SuiのzkLoginはWeb3の普及につながる期待の技術
SuiのzkLoginは、これまでWeb3になじみがなかった人もNFTやDeFiを始めるきっかけを作る技術です。
「SuiならzkLoginで簡単にウォレット作れるから使ってみようかな」という人がどんどん増えていくと考えられます。



僕がSuiに期待している理由の1つです。
資金となるSUIを用意して、あなたもぜひSuiの最新技術に触れてみてください。
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SUIをはじめとする暗号資産は、売買のタイミングによっては損失が出る場合もあります。
取引の際は、自己責任でお願いします。
参考文献
【サイト・動画】