こんにちは、Yohです。
2025年8月現在、SuiチェーンにはSUIをはじめ、多くの関連銘柄(DEEP, WAL, IKA…etc. )が存在しています。

Suiへの投資を考えてるけど関連銘柄がたくさんあって迷う…
しかし、将来性を見越してこれからSuiチェーンに投資をしたいという人の場合、僕は「SUI以外には手を出す必要はない」と考えています。
今回は「Suiへの投資はSUIだけでいい理由」について、僕の考えをまとめていきます。



シンプルイズベスト。
理由1:Suiチェーン全体の取引を支えているのはSUI
理由の1つ目は「Suiチェーン全体の取引を支えているのはSUIである」ということ。
Suiというブロックチェーンでは、SUIという暗号資産をインセンティブに、あらゆる取引の検証・承認が行われています。
そしてこの役割ができるのはSUIだけです。
もちろんDEEPやWALといったミームコイン以外の銘柄にも、そのトークンだけの役割はあります。
DEEPであればDeepBook、WALであればWalrus、というように各Suiインフラを機能させるためのトークンとして存在しています。
それぞれでユーザーが増えていけば、それだけ価格への好影響も期待できるでしょう。
ただし忘れてはいけないのが、どんなSui関連銘柄もSuiチェーンの存在が前提であるということ。
例えば、DeepBookやWalrusのユーザーが増えることは、必然的にSuiチェーンでの取引も増えることにつながります。
結果としてSUIの需要が増えるので、これはDEEPやWALだけでなく、SUIにも良い影響があると考えられます。
一方、その逆 ― Suiチェーン全体のユーザーが増えた時、他のSui関連銘柄に直接良い影響があるかというと、これは可能性こそ高いかもしれませんが、各々テーマ性があるがゆえに、一概には言えません(ユーザーが増えるきっかけ次第)。
つまり、Suiチェーンの将来性を見越して投資をするのであれば、Suiのどのポイントに着目しているかを問わず、SUIという銘柄1つで事足りると考えられるわけです。



SUIとその他Sui関連銘柄の包含関係に注目。
理由2:SUI以外のSui関連銘柄は価格変動が大きすぎる
理由2つ目は「SUI以外のSui関連銘柄は価格変動が大きすぎる」ということ。
SUI以外のSui関連銘柄に投資する一番の理由として挙げられるのは、より高い上昇率が期待できることでしょう。
これは、SUIよりもその他Sui関連銘柄の方が時価総額(価格×枚数)が小さい分、資金流入の影響に敏感だからです。
しかしながら、高い上昇率は当然、それ相応の下落率とは切り離せません。
時価総額の低い銘柄は、下落時の価格変動も大きいので、初心者の場合、精神的なショックでそのまま握力が持たない可能性が高いです。
そもそもSUIですら価格変動が大きいアルトコインの1つに過ぎません。
ましてそれよりも価格変動が大きいSui関連銘柄に投資するのは、リスクとリターンが釣り合っていないケースが大半です。



価格が今の1/10になっても果たしてホールドし続けられるか、自分に問いかけてみてください。
理由3:国内取引所で扱っているのはSUIのみ
理由3つ目は「国内取引所で扱っているのはSUIのみ」であるということ。
2025年8月現在、国内取引所において扱われているSui関連銘柄はSUIだけしかありません。
その他のSui関連銘柄を入手する場合には、海外取引所やDEX(分散型取引所)を使う必要があります。
しかし、初心者がこれらを使うハードルは非常に高いです。
海外取引所については、金融庁の働きかけにより、今年から専用アプリのダウンロードが不可能となっています。
おそらく日本での暗号資産に関する法整備を進めていくための一環でしょう。
また、DEXの利用においては、オンチェーンでの各種操作(ウォレットの準備・スワップ)を行うため、それなりの事前準備・学習が必要になります。
加えて、いずれのプラットフォームにおいても、トラブルが起きた際の資金の保証は約束されていません。
単純な投資目的に終始するのであれば、国内取引所での売買で済ませるのが無難だと言えます。



SUIはOKJをはじめ、BITPOINTやbitbankでも取り扱っています。
まとめ
【Suiへの投資はSUIだけでいい理由】
- Suiチェーン全体の取引を支えているのはSUI。
- SUI以外のSui関連銘柄は価格変動が大きすぎる。
- 国内取引所で扱っているのはSUIのみ。
僕の場合は、現時点でDEEPやCETUSといったSUI以外の銘柄も持ってはいますが、上記の理由から、最終的にSui関連銘柄はSUIのみに集約させる予定です。



正直、保有銘柄が少ない方がチャート確認も戦略立案も楽です。
もしSuiチェーンへの投資を検討しているのであれば、戦略面・リスク面の観点から本当にSUI以外にも手を出す必要があるか、ぜひ一度じっくり考えてみることをオススメします。