【10秒で完了】ウォレットからウォレットへSUIを送る方法

こんにちは、Yohです。

これまでにSuiのDeFiを楽しむ方法をいくつか解説してきました。

一方、取引所に資産を置いておくのとは異なり、オンチェーンの世界にはリスクも多くあります。

もしウォレットに入れていた資産を失っても、それを保証・補填してくれる人はいません。

クリプト初心者

リスクを下げる良い方法はないの?

その方法の1つが、複数のウォレットで資産管理すること

今回は、その際に必要となる操作「ウォレット間の送金」について解説します。

この記事を読むとわかること
  • 複数のウォレットでSUIを管理すべき理由
  • ウォレットからウォレットへSUIを送金する方法
Yoh

SUIの送金は簡単かつスピーディーにできるので、この機会に確認しておきましょう。

スイ(SUI)はOKCoinJapanなら円建てで買うことができます。

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目次

SUIを複数のウォレットで管理しよう

複数のウォレットでリスクヘッジ

オンチェーン上でSUIを管理する場合、次のようなリスクがあります。

ウォレットに潜むリスク
  • ウォレットやDeFiプロトコルのハッキングで資産喪失
  • ウォレットアプリの不具合で資産ロック
  • デバイスをなくして資産喪失
クリプト初心者

こうやって考えてみると油断できない…

だからこそ、複数のウォレットに資産を分散させて管理しておくことが重要。

卵は1つのカゴに盛るな」という金言はここでも当てはまります。

SUIの分散管理レベル

SUI(あるいはSUI関連銘柄)を分散管理するにあたっては、安全度順に次の3つのレベルがあります。

自分にあったレベルで管理するとよいでしょう。

レベル1:ウォレットを複数作る

ウォレットを複数作る例

最も簡単なのは、ウォレットアプリ上でウォレットを複数作り、それらにSUI(あるいはSUI関連銘柄)を分散しておくことです。

こうすれば、一つのウォレットでハッキング被害にあっても、資産が全滅することはありません。

レベル2:複数のウォレットアプリを使う

ウォレットアプリの種類を分ける例

ウォレットを複数作る際、複数のウォレットアプリを使ってみましょう

こうすることで、一方のウォレットアプリで不具合がある時でも、もう一方のウォレットアプリでSUI(あるいはSUI関連銘柄)を運用できます。

オススメはSui WalletSurf Walletです。

ウォレットアプリによっては、zkLogin機能のせいで予期せぬ挙動をしてしまうことがあるようです。

もしzkLoginに不安がある場合は、シードフレーズタイプのウォレットも一緒に作っておくとよいでしょう。

レベル3:複数のデバイスでウォレットを作る

ウォレットを管理するデバイスを分ける例

もし可能であれば、複数のデバイスでウォレットを作っておくのがベストです。

こうすることで、一方のデバイスにトラブルがあっても、もう一方のデバイスでSUI(あるいはSUI関連銘柄)を運用できます。

Sui WalletであればPCとスマホの両方でzkLoginに対応しているのでオススメです。

SUIをウォレットに振り分ける時のポイント

OKCoinJapanで買ったSUIを分散させる例

複数のウォレットが作れたら、SUI(あるいはSUI関連銘柄)を振り分けます。

一例ですが、次の手順を踏めば、安全かつガス代(手数料)を抑えて分散可能です

  1. OKCoinJapanからメインウォレットへテスト送金
  2. OKCoinJapanからメインウォレットへ必要量のSUIを送金
  3. メインウォレットからサブウォレットへテスト送金
  4. メインウォレットからサブウォレットへ必要量のSUIを送金
Yoh

多少のガス代(手数料)はかかりますが、大金をセルフゴックスしないようにするためにも、テスト送金は行っておきましょう。

ウォレット間の送金方法はこれから解説しますが、取引所であるOKCoinJapanからメインウォレットへの送金方法は以下の記事で解説しています。

SUIをウォレットからウォレットへ送る方法

ここからは、SUIをウォレット間で移動させる方法を実際の画像で解説します。

Sui Wallet → Surfの場合

Sui Walletを開いて下の方にスクロールすると、「MY COINS」という項目があり、ウォレットにある暗号資産の一覧が表示されています。

MY COINS(Sui Wallet)

送りたい銘柄にカーソルを合わせると、「Send」という選択肢が表示されるので、これをクリック。

SUIの送金(Sui Wallet)

「SELECT COIN AMOUNT TO SEND」に送金数量を入力し、「ENTER RECIPIENT ADDRESS」に送付先アドレスをコピペします。

送金数量・送金先の入力(Sui Wallet)

Surfのウォレットアドレスをコピペしたい場合は、次の手順で行います。

Surfを開いたら、「Receive」をタップ。

Receive(Surf)

ウォレットアドレス(0xで始まる文字列)が表示されるので、右のマークをタップ。

ウォレットアドレスの表示(Surf)

これでウォレットアドレスをコピーできるので、あとはこれをGmailなどにペーストして自分宛てに送れば、PC上でコピペができます。

入力できたら「Review」をクリック。

送金数量・送金先の決定(Sui Wallet)

送金内容に間違いがないことを確認して「Send Now」をクリック。

送金内容の確定(Sui Wallet)

しばらくすると送金は完了です。

送金完了画面(Sui Wallet)
Yoh

10秒足らずで送金が完了するので、すぐにSurfを確認してみましょう。

Surf → Sui Walletの場合

Surfを開いたら、「Send」をタップ

Send(Surf)

送金先のウォレットアドレスをコピペします。

送金先の入力(Surf)

Sui Walletのウォレットアドレスをコピペしたい場合は、以下の手順でできます。

Sui Walletを開いたら、ウォレットアドレス(0xで始まる文字列)にカーソルを合わせます。

ウォレット情報(Sui Wallet / PC版)

すると、右側にマークが出てくるのでこれをクリック。

ウォレットアドレスのコピー(Sui Wallet / PC版)

これでウォレットアドレスをコピーできるので、あとはこれをGmailなどにペーストして自分宛てに送れば、スマホ上でコピペできます。

ウォレットアドレスを入力できたら、「Set alias and save to Address Book(送金先の登録)」にチェックを入れます。

送金先の登録(Surf)

チェックを入れたら、登録する送金先の名前をつけてください。

送金先名の設定(Surf)
Yoh

名前は自分がわかるものであれば何でもいいです。

「Continue」をタップ。

送金先の決定(Surf)

送金したい銘柄を選択します。

送金する銘柄の選択(Surf)
Yoh

今回はSUIを選んでみます。

選択したら、送金数量を入力します。

送金数量の入力(Surf)

入力したら下の「→」をタップ。

送金数量の決定(Surf)

送金内容に間違いがないことを確認して、「Swipe to Send」をスワイプ(マークを左から右に動かす)。

送金内容の確定(Surf)

しばらくすると送金が完了します。

Yoh

ちゃんと送金できたか、Sui Walletを確認してみてください。

登録した送付先にまた送りたい場合は、ウォレットアドレス入力画面で「Contacts」というタブから選択することで、コピペの手間が省けます。

登録済み送金先の表示(Surf)

まとめ

  • 複数のウォレットを作ってSUIを分散させておくとリスクヘッジになる。
  • OKCoinJapanからメインウォレット経由で各ウォレットへ分散させると手数料削減になる。
  • ウォレットアドレスの指定は必ずコピペで行う。
  • 本番の前にテスト送金を心がける。
  • Suiにおけるウォレット間送金はガス代が安くてスピーディー。

今回はリスクヘッジの観点から解説しましたが、他にも「特定のウォレットからSUIを入金しないと都合が悪い」といったこともあるでしょう。

そういった場面でも、ウォレット間送金が必要になるはずです。

この記事をよく読んで、いざという時にもスムーズにSUIを送金できるようになっておきましょう。

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