【297,000TPSで他を圧倒】Suiの並列処理とは

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こんにちは、Yohです。

こちらの記事で、僕が注目するレイヤー1ブロックチェーンのSui(スイ)について解説しました。

Suiが期待されている理由の1つに「高い取引処理能力」がありますが、それを支えている技術が並列処理(parallel execution)

この記事を読めば、Suiが他のレイヤー1と比べて何がすごいのかがわかり、あなたのSuiに対する理解度・期待度も高まるはずです

この記事を読むとわかること
  • Suiと他のブロックチェーンの処理速度の違い
  • Suiの高速処理を可能にする「並列処理」のしくみ
Yoh

Suiの「並列処理」はこれまでの常識をくつがえす技術です。

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目次

Suiは処理能力で他のレイヤー1を圧倒

主要レイヤー1におけるTPSの比較(Sui)

引用:Sui

Suiと他のレイヤー1を比較

まずはSuiの処理能力を数字で見ておきましょう。

ブロックチェーンの処理能力を表す指標にTPS(Transaction Per Second)があります。

これはその名の通り、「ブロックチェーンが1秒間あたりに何件の取引を処理できるか」を表しています。

これを有名なレイヤー1にしぼってまとめると、次の表のようになります。

スクロールできます
レイヤー1TPS(最大)
ビットコイン(BTC)7
イーサリアム(ETH)25
ソラナ(SOL)50,000
アバランチ(AVAX)6,500
スイ(Sui)297,000
クリプト初心者

Suiが圧倒的だね!

ちなみに、決済システムとして世界的に有名なVisaのTPSは最大24,000

こうして見ると、Suiがいかに桁違いの処理能力を持っているかがよくわかります

Suiの「並列処理」

これまでのブロックチェーンの処理方法

なぜSuiと他のレイヤー1でここまでの差があるのかを理解するため、従来のレイヤー1がどうやって取引を処理しているのか見てみましょう。

ブロックチェーン上では、ウォレット間で暗号資産を移動させたり、マーケットプレイスでNFTを買ったり、DEX(分散型取引所)でスワップ(異なる暗号資産の交換)を行ったりと、あらゆる取引が行われています。

これらの取引は通常、順番にバリデータ(取引を検証する人)全員で確認していきます

通常のレイヤー1における取引処理方法

この時、取引に区別や優先順位はないので、早い者順に取引が処理されるわけですが、取引が増えてくれば当然ながら順番待ちになる取引も増えてきます

「渋滞」のイメージ

これがいわゆるスケーラビリティ問題と呼ばれるもので、取引速度の低下やガス代の高騰を引き起こすため、ビットコインやイーサリアムをはじめとしたブロックチェーンにおける大きな課題になっています。

スケーラビリティ問題のイメージ図

Suiは仕分けて同時に処理できる

Suiチェーンにおける取引処理の流れ(Sui Documentation)

引用:Life of a Transaction | Sui Documentation

先発のレイヤー1がかかえるスケーラビリティ問題を踏まえ、Suiでは単純取引と複雑取引を分け、同時に処理するという「並列処理」を採用しています

その驚くべきしくみを、以下でわかりやすく解説します。

Yoh

簡略化してるので、実際とは少し違う部分もあるよ。

例えばDeFiでの取引のように、複数人が関わるような複雑な取引の場合は他のレイヤー1と同じく、バリデータ全員で取引の妥当性を検証・承認します

Suiチェーンにおける複雑取引の処理方法

一方で、単に暗号資産・NFTを別のウォレットに移動させるような場合は、みんなで取引を検証する過程をすっ飛ばし、簡単な確認のみで実行できます

Suiチェーンにおける単純取引の処理方法

さらに、Suiではこれらを同時に処理します。これが「並列処理」と言われる理由です。

「仕分け」と「同時処理」を併用することで、Suiは他のレイヤー1にはマネできないトンデモ処理能力を実現しているというわけです。

Suiの並行処理のイメージ

並列処理にはDAG(Directed Acyclic Graph)と呼ばれるしくみが使われています。

普通のブロックチェーンでは、取引記録がおさめられたブロックをひとつなぎにしていく一方、DAGではブロックが網目状に連結されていきます

DAGとブロックチェーンの構造の違い(Horizen Academy)

引用:What is a DAG? Directed Acyclic Graphs | Horizen ACADEMY

そのため、「ブロックが連結され次第、次のブロックをつなげて…」という待ち時間が必要がなく、同時並行で取引を処理していくことができます。

DAGのしくみ自体は、アバランチなど一部のブロックチェーンにも採用されています。

「並列処理」がもたらすSuiの将来性

Suiの「並列処理」が勢力図を塗り替えるかも

Suiが世界を席巻しているイメージ

「並列処理」をベースにしたSuiの処理能力は、レイヤー1の勢力図を大きく塗り変える可能性があります

実は2023年6月時点で、暗号資産(仮想通貨)の保有者は世界でまだ4億2000万人超しかいないとされています。

しかもこれはあくまでも「保有者」なので、実際にブロックチェーンを利用している人はもっと少ないでしょう。

つまり、Web3に関わる人口はこれから本格的に増加していくということ。

新規参入する個人や企業は当然、処理が早くて手数料の安いブロックチェーンを使いたいと考えるはずです

であれば、現在主流のイーサリアム・ソラナの後輩といえども、それらに勝る圧倒的な処理能力をもつSuiには、今後世界に普及できるだけのポテンシャルが十分あると考えられます。

もしかしたら10年後には両者をもしのぐレイヤー1として君臨しているシナリオもあるかもしれませんね。

Yoh

レイヤー1の覇権争いは始まったばかり。
処理能力の高さを考えれば、Suiは有力候補だと言えます。

まとめ

  • Suiの最大TPSは約300,000もあり、既存の決済システムも含め、他のレイヤー1を圧倒している。
  • Suiの処理能力の高さは、「取引の仕分け」と「複数取引の同時処理」からなる並列処理のおかげ。
  • Suiの処理能力は、今後Web3の普及に伴って、他のレイヤー1以上に注目される可能性がある。

Suiの処理能力はまさにケタ違い。

その源となっているのが、他のレイヤー1が簡単にはマネできない並列処理の技術だと言えます。

Yoh

Suiがレイヤー1の完成形だといっても過言ではないでしょう。

Suiチェーンに参加して、あなたもぜひSuiがもつ能力の一端に触れてみてください。

Suiは、これまで初心者には敷居の高かったDeFiもやりやすいです。

SUIをはじめとする暗号資産は、売買のタイミングによっては損失が出る場合もあります。

取引の際は、自己責任でお願いします

参考文献

【サイト・動画】

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