こんにちは、Yohです。
前回の記事では、イーサリアム(ETH)を買うための下準備として、GMOコインへの入金方法について説明しました。
※まだ口座開設していない方は、GMOコインの公式サイトから最短10分で可能です。
口座に日本円が入金できたら、あとはイーサリアム(ETH)を買うだけ…と言いたいところですが、その前に覚えてもらいたいポイントが1つあります。
それは「販売所」ではなく「取引所」を使ったほうがお得だということ。
「販売所」と「取引所」は何が違うの?
ということで今回の記事では、GMOコインの「取引所」でETHを買う理由・方法について解説します。
- GMOコインの「取引所」でイーサリアム(ETH)を買う理由・方法
初心者が間違いやすいポイントなので、くわしく解説します!
イーサリアム(ETH)を買う時は「取引所」がお得
暗号資産取引所で暗号資産を売り買いする場合、2つの取引場所が用意されています。
それが「販売所」と「取引所」です(「取引所」は暗号資産取引所と言葉が似ているので、ここでは「」をつけて区別することにします)。
2つの大きな違いは取引相手。
「販売所」での取引相手は暗号資産取引所、「取引所」での取引相手は暗号資産取引所を利用している個人になります。
取引相手が異なると、取引にかかる手数料が変わります。
例えばGMOコインでイーサリアム(ETH)を買う場合、「販売所」では手数料が無料、「取引所」では手数料として購入額の0.05%が上乗せされます。
じゃあ「販売所」で買う方がお得ってこと?
と思いますよね。ここで注目したいポイントが「販売所」におけるスプレッド(spread)です。
スプレッドとは、「販売所」における売値と買値の差のこと。
当然ながら暗号資産取引所も商売をしています。暗号資産を安く買って高く売ることで利益を得ているというわけです。
暗号資産を買う場合の話をすると、このスプレッドによって、「販売所」での価格は「取引所」での価格(手数料込み)よりも通常高くなります。
だから、「取引所」で暗号資産を買う方が、私たちユーザーにとってはお得なんです。
今説明したように、「販売所」の方が暗号資産そのものは割高になります。
ただし、「販売所」には次のようなメリットもあります。
- 確実に暗号資産を売り買いできる
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「取引所」では個人同士が取引価格をすり合わせるため、取引が成立しないこともあります。
一方で「販売所」の場合、取引価格は決まっている分、売り買いはスムーズに行われます。
- アプリの画面がシンプルで使いやすい
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「取引所」の取引画面と比べるとわかりやすいですが、「販売所」の取引画面はとてもシンプルなデザインになっています。
そのため、初心者でも迷わずに暗号資産の購入ができます。
初心者でも取引を始めやすいよう、暗号資産取引所側があえて用意してくれている選択肢が「販売所」であると言えます。
GMOコインの「取引所」でイーサリアムを買う方法
「取引所」を使う理由がわかったところで、GMOコインの「取引所」でイーサリアム(ETH)を買う方法(スマホアプリ)を解説します。
「販売所」に比べて「取引所」の画面はちょっと複雑そうに見えますが、実際の画像を使って説明していくので、ていねいに順を追えば大丈夫です。
トレーダーモードへの切り替え
まずは公式アプリを開いてログインしてください。この時、ノーマルモードになっている場合はトレーダーモードに切りかえます。
「アカウント」タブの「トレーダーモードに切り替え」をタップ。
「トレーダーモードに切り替えますか?」というウインドウが出たら「OK」をタップします。
すると、モードが切り替わって「設定」の画面になるので、「閉じる」をタップします。
ホーム画面に切りかわるので、これで準備完了です。
「取引所」とイーサリアム(ETH)の選択
はじめてトレーダーモードで開くと、取引方法:「販売所」 / 取引通貨:BTCの状態になっています。なので、これを「取引所」 / ETHが選ばれた状態にします。
まずは右下の「販売所 – レート」をタップ。
すると、デフォルトで「暗号資産」の「販売所」タブが選択されているのがわかります。
そこで、一番左の「取引所 現物」タブを選択し、その中の「ETH」をタップします。
この時点で一旦ホーム画面に戻りますが、右下が「販売所 レート」から「取引所 現物」になっているのが確認できます。
「成行」で注文
つづいて「トレード」タブを開きます。すると、次のような画面になります。
「板」とも呼ばれるもので、いかにも「トレーダー」って感じの画面ですよね。この画面(「気配値」タブ)について簡単に説明しておきます。
一見難しそうに見えますが、今から説明するところだけ理解しておけば大丈夫です。
- 売り注文(青)
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売りの注文が入っているETHの価格とその数量、すなわち供給を表しています。
例えば、真ん中の行(オレンジ)から1段上を見てみると、\264,647で0.6659ETH分の売り注文があることがわかります。
- 買い注文(赤)
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買いの注文が入っているETHの価格とその数量、すなわち需要を表しています。
例えば、真ん中の行(オレンジ)から1段下を見てみると、\264,629で0.01ETH分の買い注文があることがわかります。
- 約定価格(オレンジ)
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直近で取引(売りもしくは買い)成立した価格です。取引が成立することを約定(やくじょう)といいます。
今回は、一番簡単な注文方法である「成行」でETHを買ってみます。「成行」は、売り注文の中でもっとも安い価格(例えば、上の画像では\264,647)で買う方法です。
まずは「注文」をタップします。
「成行」タブになっていること、売買区分が「買」になっていることを確認したら、「取引数量」をタップして、購入するイーサリアムの量を入力します。GMOコインでは、0.01ETHから買うことができます。
入力できたら「Enter」で数量を反映させてください。
取引数量が反映できたら、「確認画面へ」をタップ。
ここで改めて注文内容を確認し、問題なければ「注文確定」をタップ。
これで注文は完了です。
手順がわかれば意外と簡単です。
「保有・履歴」タブの「取引履歴」タブを開くと、今の取引内容が確認できます。
各項目の内容は次の通りです。
- 銘柄:暗号資産の種類(今回はETH)
- 約定レート:暗号資産をいくらで買ったか
- 約定数量:暗号資産をどれだけ買ったか
- 約定代金:注文にかかった料金(手数料込み)
- 手数料:ETHの場合は購入額の0.05%分が手数料
- 約定日時:取引した日時
- 注文ID:取引を区別するための番号
ちなみにこの時は、1ETH = \264,620で0.01ETH分を買っています。約定代金は\2,647。
一方、「販売所」では1ETHあたりの価格が\6,000ほど高かったので、0.01ETH分で考えても数十円安く買えているのがわかります。
確かに「取引所」の方がお得だね!
Q&A
ここからはよくある質問に答えていきます。ぜひ参考にしてみてください。
イーサリアム(ETH)をはじめとする暗号資産は、日々価格が変化するため、売買するタイミングによっては損失が生じるリスクがあります。
取引の際は、自己責任でお願いします。
まとめ
- イーサリアム(ETH)を買う時は「取引所」を使うとお得
- 手順がわかれば、「取引所」でETHを買うのは難しくない
- ETHの購入については自己責任で行う
イーサリアム(ETH)が用意できたら、マーケットプレイス(お店)に行く前の準備として、ETHをお財布である(メタマスク)ウォレットに移しましょう。
手順は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。