こんにちは、Yohです。
国内には数多くのNFTコレクション(プロジェクト)がありますが、調べていると必ず出てくるのがCNPと呼ばれるNFTコレクションです。
ちなみに、僕が今アイコンに使っている画像もCNPです。
CNPってよく聞くけど、一体どんなNFTなの?
CNPは、2023年9月現在、日本を代表するNFTコレクションであり、今後もさらに注目されることが予想されます。
今回は、そんな国内トップNFTであるCNPについてくわしく解説します。
- CNPがどんなNFTなのか
- CNPの魅力
- CNPの将来性
- CNPの買い方
国内No.1の理由がわかります!
CNP(CryptoNinja Partners)とは
CryptoNinjaのサブキャラが主役のNFT
『CNP(CryptoNinja Partners)』には、元になったNFTがあります。それが、『CryptoNinja NFT』というものです。
このNFTは、ビジネス系インフルエンサーとして有名なイケハヤさんとNFTイラストレーターのRii2さんがファウンダーとなり制作されました。
日本の「忍者」をもとにしたキャラクターで、全部で36体あります。
このキャラクターたちの「パートナー」にあたるサブキャラクターをNFT化したのが、『CNP』です。
『CryptoNinja NFT』ホルダーの1人であるRoadさんがファウンダーとなり、2022年5月15日に22,222体を販売。
イケハヤさんの宣伝もあって、プレセールから2時間足らずで完売し、当時大きな注目を集めました。
2023年に訪れた「NFTの冬」にも負けず、同年8月には流通総額13,000ETH(約34億円)を突破。
そして2023年9月現在も、1体の最低価格は0.35ETH(約83,000円)となっており、根強い人気があります。
CNPのコンセプト
『CNP』のコンセプトは、次の4つです。
- GENERATIVE
-
『CNP』はジェネラティブNFTと呼ばれるタイプのNFTで、発行数が『CryptoNinja NFT』よりも非常に多いです。
また、当初0.001ETH(約300円)と手頃な価格で販売されました。
これは、『CNP』をきっかけにNFTを始める人がたくさん生まれてほしいという意図から来ています。
ジェネラティブNFTとは、キャラクターを形作るパーツや背景をあらかじめ何種類も作成しておき、最後にプログラムで様々な組み合わせを発生(ジェネレート)させて作られるNFTのことです。
- SPIN-OFF
-
『CNP』は『CryptoNinja NFT』のデザインも手掛けたRii2さんがベースデザインを担当しており、公式のスピンオフという位置づけになっています。
- MEMBERSHIP
-
『CNP』は、ホルダーがNFTの売買で「利益」を得ることよりも、ホルダーであることによって得られる「経験」を重視したプロジェクトになっています(この後の【CNPの魅力】で解説)。
- PARTNERSHIP
-
『CNP』は、通常のキャラクターコンテンツよりも幅広く二次創作や商用利用を認めています。
これにより、コンテンツを単にファンとして受け取るだけでなく、ファン自身もクリエイターとなってコンテンツを盛り上げていくといった、新しい楽しみ方を目指しています。
CNPから生まれたNFT
『CNP』は二次創作や商用利用を広く認めているため、関連するNFTコレクションも多く登場しています。
ここでは3つの例を紹介します。
- CNP Jobs
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CNPキャラクターが様々な職業の姿に扮したファンアートNFT。
持っているNFTと引き換えに、キャラクター・職業・アクセサリーなどがすべて変える「超転職」と呼ばれるイベントも実施しています。
- CNP Rookies
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「NFT初心者応援」をコンセプトにしたNFT。
クリプトリテラシー検定を始めとした「入隊審査」に合格すると、合格証となるNFT(SBT, ソウルバウンドトークン)やCNP Rookiesの優先購入権(AL)がゲットできます。
- CNP Reborn
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生まれたてのCNPキャラクターをモチーフにしたファンアートNFT。
「世代を超えた楽しむNFT」をコンセプトに、NFT初心者やお子さんでも気軽に購入ができるよう、0.0001ETHという格安でリリースされました。
現在は第1弾のリリースが終了しており、今後複数回に分けたリリースが行われる予定です。
CNPの魅力
ここからは『CNP』の魅力を6つ紹介します。
かわいいイラスト
まずはイラスト。
世代や性別を問わず、アイコンなどのPFP(ProFile Picture)に使いやすい、かわいいイラストになっています。
現在7種類のキャラクター(リーリー、ミタマ、ナルカミ、オロチ、ルナ、ヤーマ、マカミ)が登場していますが、持ち物や服装などが何種類もあるので、同じキャラクターでも全く異なるイラストとして楽しむことができます。
レアアイテム持ちの個体や珍しい服装の個体もいます。
キャラ交換(バー忍)ができる
リリース当初、キャラクターはリーリー、ミタマ、ナルカミ、オロチの4種類でしたが、バー忍というシステムによってこれまでに3種類(ルナ、ヤーマ、マカミ)のキャラクターが追加されています。
バー忍とは、バーン(NFTを消滅させること)と忍者をかけあわせた用語で、持っているCNPとお別れする代わりに、新しいキャラクターのCNPをお迎えするシステムです。
バー忍を使うことで、新しいイラストのCNPを楽しむことができます。
現在4回目のバー忍も予定されており、「双子猫の新キャラ」が登場します。9/21にデザインが公開され、現在名前を募集しています。
22,222体という個体数は変わらないので、既存キャラのレア度もアップしますね。
国内最大級の活発なコミュニティ
CNPホルダーが集まっているのが、NinjaDAOというdiscordコミュニティ。
NinjaDAOは、国内最大級のWeb3コミュニティ(DAO, 分散型自律組織)であり、CryptoNinjaに関連する二次創作が生まれる拠点です。
コミュニティ内には、各種イベントの案内チャンネルやCNPオーナー専用チャンネルなど、多くのチャンネル(部屋)があり、CryptoNinjaをさらに盛り上げるべく、ファンやクリエイターの方々が毎日集まっています。
discord初心者・NFT初心者向けの案内も用意されているので、とても参加しやすいコミュニティです。
CNPやファンアートNFTを持っていなくてもコミュニティ自体には参加できます。
どんな感じのコミュニティなのか、まずはぜひ一度のぞいてみてください。
優先購入権(AL)が手に入る
CNPオーナーであることによるメリットの1つが、他のNFTコレクションの優先購入権(AL, アローリスト)が入手できることです。
ALを持っていると、普通にマーケットプレイスでNFTを購入するよりも優先的に安く買うことができます。
これまでCNPオーナーにALがあたえられたNFTコレクションの例としては、次のようなものがあります。いずれも、国内ではCNPに次ぐ人気・知名度があるNFTです。
- わふくジェネ
- LLAC(Live Like A Cat)
- APP(Aopanda Party)
CNPを持っているだけで有利!
連動アプリ(CNP Friends)でポイントが稼げる
2022年9月には、CNPと連動するスマホアプリとしてCNP Friendsが登場しました。
このアプリでは、次のようなことができます。
- CNPオーナー同士での交流
- 万歩計機能があり、歩数に応じてポイント獲得(各種キャンペーンで使用可能)
- CNP Ownersのクーポンとして使える(この後解説)
- 自分のCNPと会話(チャット)できる
PFP用NFTとしての枠にとどまらず、日常生活に活用できる点もCNPの魅力と言えます。
全国各地で受けられるオーナー特典(CNP Owners)
『CNP』は国内外の店舗やオンラインショップと提携して、CNPオーナー限定のサービス提供を行っています。
提携店舗数は、2023年9月18日時点で、なんと168店舗。
お菓子やドリンクが無料になったり、サービスの利用料金が割引になったりと、CNPがクーポンの役割を果たしてくれます。
今後はこれがNFT×現実世界の代表例になるかもしれません。
CNPの将来性
つづいて『CNP』の将来性について解説します。
ここまで読んだあなたは、すでになんとなく気づいていると思いますが、結論から言うと、『CNP』は非常に期待できるNFTです。
その理由は、先ほど話した6つの魅力に加えて、大きく次の5つが挙げられます。
スマホゲーム化
CNPから生まれた代表的なコンテンツの1つがスマホゲームです。
2023年7月、CNPキャラクターが登場するゲーム『CNPバーニンウォーズ』がリリース。
リリース直後には、App Storeの無料ゲーム総合ランキング14位という好スタートを切りました。
かわいいCNPのキャラクターを使って戦うシンプルなラインディフェンスゲームで、世代を問わず楽しむことができます。
課金要素ゼロのアプリなので、子供でも安心して遊べます。
アニメ化
『CNP』の関連コンテンツはスマホゲームだけではありません。
2023年10月3日からは、CryptoNinjaの世界を舞台にしたアニメ『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』の放送が決定。
『CryptoNinja NFT』のキャラクターはもちろん、『CNP』のキャラクターも登場するようです。
NFTキャラクターのアニメ化プロジェクト自体は国内外でいくつか進行しています。
しかし、本アニメは世界初のTVアニメシリーズ化であり、TOKYO MXやAmazon Primeなどでも試聴が可能。
これまでにないバックグラウンドを持ったアニメということで、間違いなく大きな注目を集めるでしょう。
放送が待ち遠しいですね!
メタバースへの進出
『CNP』は近年話題の「メタバース」にも進出しています。
2023年8月には、メタバース空間(デジタル上の土地)を提供するThe Sandboxにて、CryptoNinjaの世界を具現化したCNP Landが公開。
他の訪問者とチャットで交流したり、ミニゲームを楽しむことができます。
今は公開から間もないので、CNP Land内のコンテンツはまだそこまで多くはないですが、細部までよく作り込まれており、メタバース特有の没入感を味わえます。
今後どんどんアップデートされて、数年後には日本を代表するメタバース空間になるでしょう。
Web3での展開も着実に進んでいます。
ふるさと納税を始めとした地方創生に貢献
CNPキャラクターはふるさと納税ともコラボしています。
例えば、岡山県美作市は、2023年8月にふるさと納税の返礼品として「美作市ふるさとCNP2023」というNFTを提供しました。
このNFTには、美作市の特産品や観光名所がデザインされていて、美作市の特定の場所を訪れることで絵柄が変化する機能がついています。
また、通常NFTの購入に必要な仮想通貨(イーサリアム)も不要で、日本円での決済ができるのでNFT初心者にもやさしい仕組みになっています。
CNPによって、NFTが単なるアートとしてだけでなく、地方創生にも活用され始めています。
CNPはその他多くの自治体ともコラボしています。
資産としての価値が高い
ここまで紹介してきたキャラクタービジネスは、どれも『CNP』の将来性を感じさせるものばかりですよね。
実際にこの期待感はマーケットプレイスにも現れています。
『CNP』そのものの価値を見てみると、2023年9月22日時点での最低価格は0.35ETH(約83,000円)。
ジェネラティブNFTでありながら、国内NFTでここまでの価格がついているものは『CNP』以外にないので、これだけでも十分すごいと言えます。
これに加えて注目したいのが、流動性(日々どのくらい取引されているか)。
下に示すグラフは、2023年8月23日~2023年9月22日の取引量推移です。
この時期はちょうどNFT市場全体が冬相場ということもあり、あらゆるNFTコレクションにおいて最低価格や取引量が軒並み低調でした。
その点は『CNP』でも同じでしたが、一方でグラフを見ると、『CNP』はそんな冬相場でも毎日取引が発生していることがわかります。
これはすなわち、常に需要がある(常にそれなりの価格で売買が起こる)ということであり、『CNP』は資産としての価値が高いことを意味しています。
NFTがこれから社会に浸透していくことやCNPコンテンツの展開状況を考えると、今後『CNP』の価格が上昇していく可能性は高いと言えます。
CNPの買い方
ここまでで、『CNP』の将来性が高いことは理解してもらえたかと思います。
なのでここからは、『CNP』の買い方を解説します。
マーケットプレイスで買う
スタンダードな方法はマーケットプレイスでの購入です。
マーケットプレイスとは、NFTの販売所であり、仮想通貨(イーサリアム)を使ってNFTを買います。
『CNP』は複数のマーケットプレイスで販売されていますが、最もポピュラーなのがOpenSeaという世界最大級のマーケットプレイス。
OpenSeaでNFTを買う方法は、以下の記事でくわしく解説しています。
『わふくジェネ』というNFTを例に、実際の購入手順を画像付きで説明しているので、この記事を読めば、初心者の方でも迷わず購入ができるはずです。
また、今紹介した記事内でも取り上げていますが、仮想通貨の準備方法や仮想通貨・NFTを入れるウォレットについては、以下の記事で解説しています。自分の立ち位置にあわせて参考にしてみてください。
- 仮想通貨の準備についてはこちら↓
- 仮想通貨とNFTの入れ物「ウォレット」の準備についてはこちら↓
Pie(クレカ決済)で買う
先ほど説明したように、NFTの購入には普通、仮想通貨(イーサリアム)が必要になります。
しかし最近では、仮想通貨を持っていなくてもクレジットカードで購入できる方法が登場してきました。
それがPieというサービスです。
Pieを使うと、マーケットプレイスでNFTを購入して自分のウォレットへ入れるまでの手続きを代行してくれます。
そのため、購入費用は少々割高になりますが、とにかくてっとり早く『CNP』が欲しいという方にはオススメの方法です。
Pieを利用する場合、仮想通貨は不要ですが、NFTを入れるためのウォレットは必要になります。
ウォレットの作成方法は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
- 『CNP』は、CryptoNinjaのサブキャラクターNFT。
- 『CNP』については、二次創作や商用利用の許容範囲が広く、ファンアートNFTも数多く登場している。
- 『CNP』は、PFPとしての魅力はもちろん、ALやクーポンにも活用できる。
- 『CNP』は、スマホゲーム・アニメ・メタバースなどの関連コンテンツが積極的に展開されており、流動性も高いため、有望なNFTだと言える。
- 『CNP』は、OpenSeaなどのマーケットプレイスやPieで購入できる。
2023年9月現在、『CNP』は最低価格で見ても決して安いNFTとは言えません。購入する場合は、自己責任でお願いします。
なお、このブログでは、NFT初心者向けに「知名度がある」・「安い」・「かわいい」の三拍子がそろったNFTも紹介しています。
「もっとお手軽に買えるNFTが知りたい」という場合には、【NFTを楽しもう】のカテゴリーを見てみてください。
ただ、『CNP』は日本のNFTを代表するコレクションなので、これからNFTの世界に入るのであれば、どこかのタイミングで1体はお迎えしておきたいところですよね。
僕も先日、意を決して『CNP』のリーリーを1体お迎えしました(購入価格:0.48ETH)↓
額当て&手裏剣&刀と忍者要素をしっかりと押さえつつも、金色&キセル&蝶ネクタイというお金持ち要素もあり、とても縁起が良さそうです(そして超かわいい)。
見ているだけで、お金持ちになれるような気がしてきますね。
ということで、このリーリーは、僕Yohのトレードマークとしてアイコンに使っていこうと思います。
今後の展開が楽しみな『CNP』、あなたもぜひ購入してみてはいかがでしょうか?