こんにちは、Yohです。
皆さんはビットコイン、買っているでしょうか?
登場当初こそ胡散臭いイメージがあったものの、アメリカで現物ETFが承認されたこともあり、今や投資対象として珍しいものではなくなっています。

有名な節約系YouTuberも言及するようになっているし、一昔前よりも空気感が変わってきてる気がする!
ビットコインは日本でも暗号資産取引所で買うことができます。
しかし、国内取引所は海外に比べ、各種手数料が高いことや使いにくさから、ユーザーからの評判があまり良くないというのがありました。
そんな中、国内取引所のBITPOINTが最近、この状況に風穴を開けようとしているらしいのです。
今回は、BITPOINTの最近の取り組みについて紹介します。
BITPOINTとは


引用:BITPOINT
BITPOINTは、大手金融グループであるSBIグループ傘下のビットポイントジャパンが運営している国内取引所。
送金手数料・取引手数料が無料であることや、他の取引所に比べてステーキングサービス(暗号資産を預けて金利を得るサービス)が充実しているといった強みを持っています。
また、近年では取扱銘柄の増強にも積極的で、2025年8月現在ではビットコインを含め、計31銘柄を取り扱っています。



去年にはスイ(SUI)の取り扱いもスタートしたよね!



個人的には各種手数料無料なのが使いやすくてありがたいです。
(参考)
BITPOINTが最近ビットコインに力を入れているらしい
そんなBITPOINTですが、今年8月に入ってからビットコイン関連のサービスについて大きな発表が2つありました。
実現すれば他の国内取引所とかなりの差別化になりそうなので紹介します。
取り組み1:ライトニングネットワーク対応への検討開始
1つ目は、国内初となるライトニングネットワーク対応への検討開始。
これまで、ビットコイン(BTC)を取引所やウォレットへ送金したい場合、主に2つの問題がありました。
- 送金手数料
-
BITPOINTやGMOコインのような無料の取引所もある一方、0.0004 ~ 0.0006 BTCはかかるところが多いです。
スクロールできます取引所
BITPOINT
GMOコイン
bitbank
OKJ
Coincheck
bitFlyer送金手数料
(BTC)無料 無料 0.0006 BTC 0.0005 BTC ~ 0.0005 BTC 0.0004 BTC 国内取引所の送金手数料比較 クリプト初心者1 BTC = 1600万円とすると、1回の送金に6000円以上かかるってこと!?
- 送金時間
-
BTCの送金申請を出すと、マイナー達により取引が検証され、その後実行・ブロックチェーン上に記録されます。
この時、通常は30分以上の時間を要します(どれだけ手数料を積むかによっても時間が変わります)。
Yoh無事着金するまでソワソワ…
今回BITPOINTが検討を発表したライトニングネットワークは、こうしたビットコインの欠点を解消する技術。
ブロックチェーン上で行う取引を効率化することで、低コストかつ高速でBTC送金ができるようになります。
また、少額決済にも対応しているため、最低出金数量(現在は0.001 BTC)も引き下げられるかもしれません。
(参考)
取り組み2:BTCの「ゼロつみたて」サービスの開始


引用:BITPOINT
2つ目は、BTCの「ゼロつみたて」サービスの開始。
ビットコイン(BTC)の積立サービスというもの自体は、長期投資を目的として、以前から各取引所で提供されていました。
しかし、積立を行う際には通常、スプレッド(またはそれに準ずる手数料)が発生し、ユーザーは毎回割高な価格でBTCを買い付けなくてはならないという問題がありました。



スプレッドってなんだっけ?



取引所が提示する売値と買値の差のことです。
国内取引所では、暗号資産を売買する場所が大きく2つに分かれます。
それが、「販売所」と「取引所」(「取引所」と暗号資産取引所がまぎらわしいので、ここでは「」で区別します)。
「販売所」での取引相手は暗号資産取引所、「取引所」での取引相手は暗号資産取引所を利用している個人です。


取引相手が異なると、取引にかかる手数料も異なります。
特に「販売所」では、スプレッドと呼ばれる売値と買値の差が実質的な取引手数料となっており、買う場合は「取引所」よりも高い価格で、売る場合は「取引所」よりも低い価格で取引されています。





暗号資産取引所も商売してるってことです。
一方、「取引所」ではユーザーによって市場価格が形成されるため、わずかな取引手数料が発生するのみで、スプレッドのように大きな手数料が発生することはありません。
BTC積立の場合、多くの国内取引所では買付を行う際、「販売所」のレートを参照するので、「取引所」よりも高いビットコインを買っているということになるわけです。
今回BITPOINTが発表した「ゼロつみたて」サービスでは、このスプレッドを撤廃した形でBTC積立が可能。
初心者でも手数料を十分に抑えた上でビットコインを買うことができるようになります。



定期積立なら価格をこまめにチェックする必要もないし、これはありがたい!
積立時の基本的なルールはこれまで通りのようで、初回申込期限は9/16、初回積立日は10/10とのことです。


引用:BITPOINT
まとめ
- BITPOINTが国内初のライトニングネットワーク対応に向けて検討開始。
→ 実現すれば低コスト・高速でBTC送金が可能(最低送金数量も引き下げられるかも)! - BITPOINTがゼロつみたてサービス開始。
→ スプレッドを気にせずBTC積立ができるように!
BITPOINTの動きを受け、他の取引所でも同じような動きが出てくるかもしれません。
国内取引所が頑張ってくれれば、日本人もビットコインへ投資しやすくなるので期待したいですね!
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