【期待のレイヤー2】アービトラム(ARB)の特徴・将来性・買い方

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こんにちは、Yohです。

前回、イーサリアムのレイヤー2として注目されているポリゴン(MATIC)について解説しました。

クリプト初心者

確かNFT分野でいろんな企業と提携しているんだよね!

ところで、イーサリアムのレイヤー2はポリゴンだけではなく複数あります。

中でもポリゴンに劣らず注目されているのが、アービトラム(ARB)というブロックチェーン。

今回はアービトラム(ARB)について解説します。

この記事を読むとわかること
  • アービトラム(ARB)の概要
  • アービトラム(ARB)とポリゴン(MATIC)の違い
  • アービトラム(ARB)の将来性
  • アービトラム(ARB)の買い方
Yoh

アービトラム(ARB)は近年とても勢いのあるブロックチェーンです。

目次

アービトラム(ARB)とは

ここではアービトラム(ARB)の概要を解説します。

イーサリアムのレイヤー2

アービトラムは、イーサリアムのスケーラビリティ問題(後ほど解説)を解決するためのブロックチェーン、いわゆるレイヤー2として2021年にOffchain Labs社によってローンチされました。

2023年3月にDAO(分散型自律組織)の体制に移行し、その際、条件を満たした対象者にガバナンストークンとして無料配布(エアドロップ)されたのがARBになります。

アービトラム(ARB)のロゴ

ガバナンストークンとは、そのブロックチェーンのプロジェクトに関する運営や意思決定のための投票に使えるトークン(電子データ)のことです。

2つのメインメットを備えている

アービトラムの特徴として、用途別で2つのネットワークを持っていることが挙げられます。

  • Arbitrum One:DeFi・NFT用
  • Arbitrum Nova:ゲーム・アプリ開発用

アービトラム(ARB)とポリゴン(MATIC)の共通点・違い

イーサリアムのレイヤー2として有名なものに、前回紹介したポリゴン(MATIC)があります。

ここではアービトラムとポリゴン、2つのブロックチェーンの主な共通点・違いを見ていきます。

共通点:スケーラビリティ問題の解決

先ほど紹介したように、アービトラムもポリゴンもレイヤー2と呼ばれ、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために登場したブロックチェーンです

スケーラビリティ問題とは、取引処理の需要に耐えきれず、結果として処理速度が遅くなったり、取引手数料(ガス代)が高くなったりしてしまう問題のこと。

スケーラビリティ問題のイメージ

レイヤー2はイーサリアムの外(オフチェーン)にあるネットワークなので、一旦レイヤー2上で取引処理を行い、最後に処理結果をイーサリアムへ戻してあげることで、この問題が解消されます。

イーサリアムとアービトラムの関係図

このような関係は、レイヤー1(イーサリアム)=社長、レイヤー2(ポリゴン・アービトラム)=秘書、のように例えられることもあります。

レイヤー1とレイヤー2の関係図

違い:ロールアップのしくみ

レイヤー2は、イーサリアムにおける取引を処理し、その結果をイーサリアムに返す役割を持っているわけですが、このしくみ(ロールアップといいます)がアービトラムとポリゴンで少し異なります。

Optimistic Rollups(オプティミスティック・ロールアップ)

「返ってくる結果は基本的に正しい」という楽観的(optimistic)な前提のもと、結果が承認されるしくみ。

不正が起こる可能性があるため、提出後に不正がなかったかをダブルチェックするための「チャレンジ期間」が設けられている(不正を見つけた人は報酬がもらえる)。

処理速度はZK-Rollupsに劣るものの、ガス代を低くおさえられるのが強み。

アービトラムで採用

ZK-Rollups(ジーケーロールアップ)

ゼロ知識証明という技術を用いることで、イーサリアムに対して完全に正しい結果を返すしくみ。

取引手数料(ガス代)が高くなりやすいが、結果の信頼性が高いので不正の検証がいらない。

ポリゴンで採用

いずれもメリット・デメリットがありますが、アービトラムの場合はOptimistic Rollupsを採用しているため、十分なスピードかつ低い手数料で使うことができます

アービトラム(ARB)の将来性

ここからはアービトラム(ARB)の将来性について解説します。

結論を言うと、以下の理由から、直近ではとても期待のできるブロックチェーンだと考えられます。

DeFiやNFT分野で頭角をあらわし始めている

アービトラムは2024年1月現在、DeFiやNFTの分野で存在感を増してきています

例えば、CryptoSlam!におけるNFT取引量ランキング(24時間)では、2024年1月27日時点で9位にランクインしています。

NFTのブロックチェーン別取引量ランキング(CryptoSlam!)

引用:Blockchains by NFT Sales Volume(CryptoSlam!)

また、DeFiLlamaでは、DeFiプロトコルへの預かり資産の大きさを表すTVLで4位、DEX(分散型取引所)における取引量(24時間)も3位にランクインしています。

DeFiにおけるブロックチェーン別TVLランキング(DeFiLlama)

引用:Total Value Locked All Chains(DeFiLlama)

DeFiにおけるブロックチェーン別取引量ランキング(DeFiLlama)

引用:Dexs volume by chain(DeFiLlama)

今のWeb3において、アービトラム(ARB)の需要はとても大きいことがよくわかります。

開発が盛ん

アービトラムはブロックチェーン開発が盛んに行われていることも評価できるポイントです

例えば、2024年1月にはアービトラム下に展開できるレイヤー3ブロックチェーン「Orbit」が発表されました。

Arbitrum Orbit

引用:2024/01/05 Arbitrum公式のポスト(X)

Orbitでは、取引手数料にETH以外のERC-20トークン(イーサリアム規格のトークン)も使えるため、独自の経済圏が作れるそうです。

すでにOrbitの事例として、XaiというWeb3ゲーム用ブロックチェーンも登場しています。

また、2024年の1~2月にかけてはイーサリアムの大型アップデートDencunが行われます。

特に、このアップデートの目玉であるプロト・ダンクシャーディングでは、レイヤー2の取引手数料が最大100分の1まで小さくなるとされており、アービトラムでの取引もより活発になることが期待できます。

市場の期待が高い

ここまでのアービトラムの状況を反映するように、ARBの価格も上昇しています。

ARBの価格は、2024年1月初めにATH(オールタイムハイ)と呼ばれる「青天井」となっており、今後どこまで価格が上がるか、(いい意味で)すでにわからない状態です。

ARB / USDTの日足チャート(TradingView)

引用:TradingView

また、CoinMarketCapにおける時価総額ランキングでは、2024年1月27日時点で39位にランクインしています。

ARBは2023年3月に出たばかりの新しい銘柄ですから、すでに上位50位以内というのは驚異的です。

暗号資産別時価総額ランキング(CoinMarketCap)

引用:CoinMarketCap

このように、アービトラム(ARB)は暗号資産市場においても、かなり注目されていると言えるでしょう。

アービトラム(ARB)の買い方

ここではアービトラム(ARB)の買い方を解説します。

2024年1月現在、ARBは国内の取引所で買うことができます

bitbank

ARBは国内取引所bitbankで買うことができます。

bitbankはセキュリティに定評があり、スマホアプリも使いやすい(「取引所」にアクセスしやすい)ので、暗号資産初心者にオススメの取引所の1つです。

以下の記事でbitbankの使い方を解説しているので、ARBを買ってみたいという方はぜひ参考にしてください。

ARBをはじめとする暗号資産は、日々価格が変化しているため、売買のタイミングによっては損失が出る可能性があります。

取引の際は、自己責任でお願いします

まとめ

  • アービトラム(ARB)はポリゴンと同じイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン。
  • アービトラム(ARB)ではOptimistic Rollupsを採用しており、高速処理と低手数料を両立している。
  • アービトラム(ARB)はルーキーながら、DeFi・NFT・暗号資産市場で頭角を現してきており、注目度が高い。
  • アービトラム(ARB)は国内取引所のbitbankで買える。

アービトラム(ARB)は、ソラナ(SOL)と並んで、2024~2025年に来るとされるバブル相場で主役になることが期待されています

Yoh

アービトラム(ARB)は僕も期待しているので、bitbankで取り扱いが始まってすぐ買いました。

アービトラム(ARB)の将来性が期待できると思うのであれば、投資してみる価値は十分にあるでしょう。

bitbankの口座開設は以下のリンクからどうぞ↓

参考資料

【サイト・動画】

<アービトラム(ARB)の概要について>

<ロールアップについて>

<TVLについて>

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